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薮っち先生の葛藤

2016年5月1日のチカラウタがいろんなグループのメンバーの代弁だったきがして。

こんなエントリーを

司会はNEWS小山さんと羽鳥さん。ゲストが何人かいて、そのうちの一人が薮っち先生。
番組の趣旨は自分が今までの人生で勇気をもらった歌をエピソードとともに紹介していくもの

薮っち先生のエピソードはデビュー後の葛藤

順風満帆だったJr.時代
7年目でやっとつかんだデビューの夢。
しかしそこで気づかされたのは自分には飛び抜けた才能が何一つないということ

小6でJr.になり、すぐマイクをもって歌っていた薮っち先生。小山さんがここで補足したとおりマイクをもてるということは数多いるJr.の中では特別なこと。そんな立場にすぐに躍り出た薮っち先生。
中心グループだったと本人が言えるくらいJr.の中心人物だった。のに、なぜかグループになった瞬間端っこに回る。先輩(小山さん)からもなぜかサイドにいることが違和感でしかなかったと言われるくらいまわりの認識はJr.の中心。ほかのエピソード見ていても弟ポジションだったと思われる薮っち先生がいきなり大人数のグループのまとめ役ポジションにまわることになる

そんな薮っち先生はデビューがきまったのに、苦しかった競争を勝ち抜いて勝ち取ったはずなのに何で自分がここにいるのかがわからなくなる

そんな時に勇気をもらった曲。
自分には飛び抜けた才能なんてあると思えなくなっていた薮っち先生。そんな彼に響いた歌詞。

得意なことがあったこと今じゃもう忘れているのはそれを自分より得意な誰かがいたから
(BUMP OF CHICKEN 才脳人応援歌)

そこから薮っち先生は自分が何かに飛び抜けなくてもいい。グループをまわす立場になろうとおもう。もし自分がいなくなっても気づかれないかもしれない。でもそのことにあがらいたいとおもいパワーをもらう

そんなことを語る薮っち先生に対して小山さんもグループになることは大変だったけど、デビューしてからがもっと大変だった。デビューする人は、みんななにかをもっているから、周りのメンバーの持っているものが延びていっているなかで自分が追いつけてないことにきづいてしまう瞬間があると語る

「グループ内で売れている人をみる気持ちってどう?」
そんなことをきく小山さんは売れていくメンバーにきっと複雑な感情を抱いたことがあるから。もしかしたら売れていっているのに、自分がほしくてたまらないものなのに それを捨てるかのような決断をする人がいたからなのかも。




薮っち先生のエピソードとして語られたこの話だけど、これっていろいろなグループのメンバーが必ず思ってきたことなんだろうね。

薮っち先生は順風満帆に始まったJr.時代だったけど、今デビューしている人の中には最初はそうじゃなかった人もいる。でも、年齢もさまざまな本当にたくさんのJr.の中から数年に一度5人前後の人数しかデビューできないのだから、デビューさせるメンバーを検討するようなタイミングでは当然全員が他のJr.よりも飛び抜けたものを持っている、一人一人がセンターをはれるだけの人材に間違いない。
学校みたいに同じ年代の人だけがライバルなわけではなくって普通の社会と同じ、所属しているJr.全員がライバルな状況。それも単純に技術に優れれば、顔面が整っていれば、人気が高ければ選ばれるかというとそんなこともなく、グループのコンセプトに会う人が人気があろうと技術があろうと選ばれる。部活動みたいで楽しいっていう一方で厳しい世界。

とくにデビュータイミングがある程度予測ついたJUMPくんのデビュー時期。これを逃したらやめるって決めてた人、デビューできなくって退所した人は本当にたくさんいたんだろう。
そんな辞めるって決断をした人たちがいる一方で、過去映像とかみててデビュー前のJUMPくんと一緒に映ってた人が今もJr.として踊っていたりもして、その人たちだっていままでデビューしたグループの年齢と照らし合わせると、これからデビューもあるのかもしれないって思えるから、引き際を判断するっていってもなにが正しいのかなんて誰にもわからない。

そんな正解がわからない競争をかちぬいて、候補になった全員がセンターをはれるようなメンバーの中でさらにそこから選ばれたたった数人。今までは歌うといえばセンターだったのにデビューが決まったあと、それがいやだとか悪いとかってわけではないけど何人かは立ち位置がかわって*1、歌唱力とかJr.の時にほめられていたところが他のメンバーの方が上手(もしくは自分よりパートがおおい)ことが続いて、自分のいいところがわからなくなっていく。

自分が居場所がわからなくなってる間に、最初は一緒に脇の方にいたメンバーが演技とかバラエティとか何かに秀ではじめてどんどん先に行ってしまうことに気づく。グループでの仕事はあって、そこに出て行けば応援してくれる人には出会えて、でも、そこでも他のメンバーとの声援の大きさが気になって。一人での仕事はあんまりなくってなのに他のメンバーはきらきら忙しそうにしていて、なんで自分はここにいるんだろうって思う。*2

そんなときに歌とか本とか先輩の言葉とかいろいろなものに力をもらってなにくそってがんばってその頑張りと事務所の意向とか流行とかがかさなって認められるようになって、今だからはなせるあのときの自分って話をしてくれる。

その例が今回の薮っち先生のチカラウタ。きっと誰しも持っている経験。

伊野尾さんはつらかったこととかあんまり言いたくない人だから何年たってもこんなことは言わないけどきっとあったんだろうと思う。だから高校も別のとこいったんだろうし、大学も建築系に決めたんだろう。うん。語ることはあんまりないけどあったんだろうな。いまはもう抜け出しているかな?まだ悩んでたりするかな?
今ちょうど苦悩のまっただなかなメンバーもいるんだよね。抜け出した後じゃないと番組でも取り上げられないから表には出てこないけど。

薮っち先生にしたって(私はそうではないけど)ずっとファンだった人はいるから、周りが見えなくなっていると求められていないじゃないかっておもうかもしれないけど見ている人は見ているよね。
JUMPくんの中でも現在苦悩中のメンバーいると思うから、投げ出さないでほしいな。男の人は20代半ばまでは結構個性って出しづらそう。かわいくてわかくてつぶしが利くそんな若い子達っていうまとまりから抜け出して、個性とか方向性がでてきてから売れ出す人が多いよね。JUMPくんなんてまだまだこれからようやく売り時だよね。これからいろんな表情みせてくれるんだろうから、もっとがんばってとかは思わないけど今がんばっている頑張りを続けててほしいな。

ちょこちょこロングインタビュー記事で同じようなエピソードは目にしていたのだけど、今回の薮っち先生のが心に引っかかったのは先輩を前にして語っていたから。あと単純に動画だったから*3

何回か見返しててこれどこかで同じ光景見たなっておもって、2015年7月31日放送の「アイドルの今、これから」を見返してしまったよ。

二つとも見返してなんかとってもエモかった。

*1:センターはるのなんてその中の一人、みんな平均的に売りだすより誰かに注力して売れたメンバーにグループの知名度あげてもらった方が効率的という考え方もあるだろう

*2:もしかしたら自分たちがデビューしたタイミングで退所していいった他のメンバーとかがあたまをよぎったりするのかもしれない

*3:口調とかね。他に伝わるものもあるしね